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ブリヂストンの契約社員は年収いくら?元スタッフの体験談

 

「ブリヂストンの工場作業員は年収いくらくらい稼げるのか?」という質問を頂きましたので、今回は元ブリヂストンの契約社員の方にインタビューをしてまいりました。

 

管理人

以下より、実際に働いていた方のインタビュー記事となります。

 

 

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簡単な自己紹介をお願いします

長崎県佐世保市出身で、高校卒業後就職のために埼玉県上尾市にきました。
ブリヂストンに転職する前の年収は450万円ほどになります。
当時は独身で前職の会社の寮を出て初めての1人暮らしを始めたばかりでした。

 

ブリヂストンの契約社員になったきっかけは?

前職を辞めたのが漫画家になりたかったからなんですが、すぐに挫折してしまい貯金も無くなってしまったので就職先を探していたところ、前職で一緒に働いていた知人にブリヂストンの契約社員(派遣会社の所属)を紹介していただき、働いてみようと思い応募いたしました。

 

ブリヂストンの面接はどうでしたか?

派遣会社の担当者さんとの面接でしたが、偶然1人辞めてしまっていて早急に働いてほしいとのことで、色々聞かれることは特になく労働条件などの説明のみでした。
ただ自分が働くことになった派遣の会社は外国人の方が多く、労働時間も普通の派遣会社や社員と違って12時間交代の2直体制でした。

なので、「日本人は残業したがらない人が多くてこうなってる(外国の方が多い)けど大丈夫?」ってことだけ聞かれました。
生活がギリギリの状態だったのと特に残業は苦にならなかったので、すぐに働かせてもらうことになりました。

むしろ残業することでしっかりと残業代をもらうことができるので、お金が必要だった私にとっては都合がよかったです。

ホワイトカラーの方々は残業代が出ないことも多い(サービス残業)と聞くので、製造業の仕事はこの点が優れていると感じます。

 

仕事内容は?

私は入社後、埼玉県上尾市にあるブリヂストンEM製造課というところで、自動車のシートのスポンジ部分を製造している工場に派遣されました。
自分たちの派遣会社が担当していたのは、自動車のシートをスポンジ状にする液体を型に流し込み、成形されたシートのバリと呼ばれるスポンジ部分の端にはみ出した、いらない部分をカットする部署と、シートを成型するための型の裏に空気孔があり、それが数時間たつと詰まってしまいキレイな形状にならないので、空気孔に離型剤と呼ばれる孔が詰まらないようにする薬品を塗る仕事でした。
自分はその空気孔が詰まらないように薬品を塗りに行く作業を担当していました。
製造ラインは2つありまして、15分ほどで1周する(1周で20~30くらいの型が回っています)ので交互に塗りに行っていました。

その他の空いた時間に製造ラインの補助という形でシートの型枠などの準備をして、時間が来たら離型剤を塗りに行くといった作業を繰り返していました。
慣れてくるとその日に製造するシートの順番などをライン責任者の方と連携を取り、型枠の準備などをするようになりました。

そうした行動が直属の上司に認められ、入って半年ほどで正社員のお誘いがありました。
しかし、直接関わっていないもっと上の偉い人から「正社員はまだ早すぎる」という指摘が入り、無かったことになってしまいました。
その時に正社員になっていたら、ブリヂストンでの仕事を続けていたかもしれません。
今でもそう思える程、ブリヂストンでの仕事は年収も高く満足度が高かったです。

 

給料はいくらくらい?

時給で1,650円でした、自分が担当していた業務は他の人よりもきつかったので50円高かったです。
残業の有無で変わりますが月収は39万円~45万円くらいで、年収にすると約500万円ほどになります。
また、休日出勤などがあると、その分きちんと割り増しされていました。

 

ブリヂストン契約社員の期間で貯金はどれくらいできましたか?

恥ずかしながら、もらった分全て使い切るといっただらしない生活をしていたので、お金はあまり貯まりませんでした。

ただ、紹介していただいた知人は一軒家を建てていたので、計画的に生活すればかなり貯金できたと思います。

 

ブリヂストン入社前は何をしていましたか?

前職は建設機械や輸送機の部品メーカーで溶接などの作業を担当していました。

 

工場ではどんな人が働いていましたか?

20代から60代の方までとても幅広く働いていました。
社員の方ともう1つ派遣会社が入っていましたがその人たちは3交代だったので、2交代の自分たちは時間的にみなさんと関わる機会が多くとても仲良くなれました。
親子で働いてる人などもいました。
印象的だったのは、ラインの裏に行って作業するのですが、その時に社員の方に「裏に行くときは声かけていけ!」って怒られました。
他の人にはそんなこと言われたことなかったので驚きましたが、あとで話を聞いたときに「裏に行って何かあっても誰も気が付かなくて危険だろ?だから裏に行く時と作業終わって戻る時は声をかけるように言ってるんだよ」って言ってくれた時は「言い方はきついけどなんて良い人なんだ!」って感じたのを20年以上たった今でも鮮明に覚えています。

 

ブリヂストンで契約社員として実際に働いてみての率直な感想は?

私が担当していたスポンジを成型する金型はかなり熱く、夏場はとても大変でしたが、この作業をしないとシートが完成しないと思うとやりがいを感じました。

また、正直入社前は夜勤に大変なイメージがありました。
実際やってみて、やはり身体への負担は大きかったですが、夜勤の時に経験した明け方のあの空気感はとても清々しく気持ちよかったです。
まだ世間の方々は寝ている中で、一仕事終えて日の出を迎えるのは悪くないです。
夏場の夜勤は昼の猛烈な暑さも和らぐので、昼勤で暑いなーと感じた時には夜勤の方が良かったかも・・・と一瞬だけ思ったこともあります。

正社員の方の福利厚生の良さは今まで何社も働いてきましたが、1番良かったです。
月に1回必ず有給休暇が取れるのはさすが大手企業だと思いました。
あの時正社員になれていたら、と今でもたまに感じます。
入社して印象的だったのは「仕事は優しく、安全面は厳しく教えるように」って上司が言っていた事ですね。
これは、今現在は指導する立場になった自分にとってとてもいい言葉だと感じています。

 

管理人

体験談は以上となります、ありがとうございました!

 

終わりに

ブリヂストンの契約社員も、1年で約500万円稼げるのは流石大手といったところですね。

また、夜勤は苦しいという声が多いですが、今回の方は仕事明けの朝日が気持ちよかったと前向きな意見を仰っていたのが印象的でした。

確かに、徹夜明けの麻雀やカラオケでもそうですが、世間が寝ている中で自分たちだけが起きているのは何とも言えない不思議な気分になりますよね。

もちろん大変な作業であることには変わりありませんが・・・笑

 

当記事が、みなさまの就職活動に少しでもお役に立つことを祈っております。

 

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この記事を書いた人

僕の工場派遣と期間工ブログの管理人
現場で働くみんなが少しでもお得になるように、日々情報を集めてメディアを更新している