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【工場勤務】ホンダ期間工はきついけど高年収!高卒から5年間働いた方にインタビューしてみた

高卒から5年間、期間工としてホンダ工場で勤務したAさんの話

管理人

ホンダ期間工に入社する前の簡単な自己紹介をお願いします

実際に勤務した当時の年齢は18歳であり、2009年に本田技研工業(トランスミッション製造部)に入社し2014年までの5年間、本田技研工業の期間工として働いていました。当時の学歴としては、高卒までの学歴となっております。

入社にあたっては地元が静岡県浜松市であり、実家から通う形でしたので、2009年〜2014年までの5年間で転勤や引っ越しなどはありませんでした。

採用条件として「転勤や引っ越しをしないこと」を自分から提示しておりましたので、部署移動はありましたが、都道府県を跨ぐ移動はなかったのだろうと考えております。

また、18歳の当時は親が共働きで何とか高校までの学費を出してもらえていましたが「大学に進学する費用は内にはない」とはっきり言われておりましたので、自分の中で「就職する」しか選択肢がなかったのだと思います。

とにかく「すぐにでもお金を稼げて両親の金銭面に関する負担を減らせる仕事を探す」としかありませんでした。「きつい仕事でもやるしかない」という気持ちが強かったのだろうと考えております。

管理人

ホンダで工場勤務しようと思ったきっかけは?

きっかけとしては、「すぐに稼げる仕事」が自分の中で条件でしたので様々な面接や求人サイトを確認していましたが、当時、Indeedで本田技研工業(トランスミッション製造部)の募集がありましたので「このチャンスは滅多にない」と思い、思い切って求人に募集しました。

本田技研浜松工場nの期間工募集は不定期での募集となり、募集するタイミングを間違えてしまうと、募集できません。

また、自転車や車(ホンダ車以外でも基本的にはOK)で通勤可能であり、本田技研浜松工場から実家が近かったので、自宅から職場に通うのが便利だったことも募集した理由の一つです。

また、工業科の県立高校に入学していたこともあり、機械関係に関しての知識には他の方よりも知見がありましたので「自分の知識が活かせて、すぐに稼げる仕事はここしかない」と考えたのが入社のきっかけになります。

本田技研に関する良い評判や悪い評判は多々ありましたが、「まずは入社してから自分で判断しよう」と思い、入社を決意しました。

管理人

ホンダ期間工の面接はどうでしたか

面接は筆記試験と採用面接の2つの選考方法を当時は採用していました。筆記試験の内容としては、当時の自治問題であったり工業関係の問題など、高校卒業の自分でも何とか解答できる問題でした。

また、採用面接では、「なぜ、弊社で期間工として働きたいのか?」や「入社するきっかけ」などの質疑応答がメインであり「ホンダ車を乗るなら何を運転したい?」という面接内容は「ホンダらしいな」と感じる場面でした。

面接の雰囲気的には、堅苦しいものではなく、面接官も優しい方であり、自分としては話しやすく、十分に自分をアピールできたと当時は考えておりました。

管理人

ホンダ工場で勤務した際の仕事内容を教えてください

仕事内容としては、主に四輪のパワープロダクト製品の製造に伴う機械作業です。

機械作業には「プレス工程作業」や「溶接工程作業」「塗装工程作業」「車体組立作業」の4つの配属がありましたが、当時の人員配置状況や工場稼働状況、車の需要と供給に合わせて配属は決められていましたので、車に関する幅広い知識と経験を身に着けることができました。

また「工場勤務はきつい」とよく言われますが、実際には入社後から研修制度があり、工業関係の知識がなくとも、しっかりと一人前に仕事ができるような教育制度も手厚く整えていますので「きつい」と感じることはあまりありません。(車体の製造がありますので、体力的にきついと感じることはあるかもしれません。)

やはり「ホンダという大手メーカーのサポート体制はすごい」と感じる場面が多かった記憶があります。

管理人

ホンダ期間工での給料、年収はいくらでしたか

当時の給料としては入社1年目が月28万円〜30万円ほどで年収は300万円ほどでした。

本田技研浜松工場では勤務期間が長くなるほど日給が少しずつ高くなる仕組みですので、2年目から5年目までが月の給料が29万円〜33万円でした。

年収は300万円〜450万円くらいだったと記憶しています。

浜松工場に入社が決まると「入社一時金」で条件によっては最大20万円が支給される制度がありましたので、高卒上がりの自分にとっては入社時に大金を手にしたのも当然だったと記憶があります。

また「満了一時金」と呼ばれる3ヶ月満了ごとの支給制度もあり、期間工員にとっては嬉しい制度がたくさんあります。当時は「この本田技研で期間工として働いていれば、両親にも金銭面のサポートが十分にできる」と確信していた記憶があります。

それほど給料面や手当については手厚い制度でした。

管理人

ホンダ工場勤務の期間ではどれくらい貯金ができましたか

貯金については毎年100万円ほどお金を貯めることができ、5年間で500万円ほど貯金できました。「期間工としては少し少ないのでは?」と考えた方もいるかもしれませんが、当時の自分としては、両親や実家の生活費を自分の給料から支払っていましたので、手元に残るお金は15万円ほどしかありませんでした。

18歳という若い年齢だったこともあり、少しは友人と遊ぶお金も使っていました。

てすので、毎年100万円、月に計算すると8万円〜10万円ほど貯金できていたと記憶しています。あまり物欲がない方や無駄使いをしない方であれば毎年200万円ずつ貯金できる可能性もゼロではありません。

期間工として仕事が安定している訳ではありませんが、次の仕事が決まるまでの金銭的な余裕を作っておけば、お金の心配はないと思います。

管理人

ホンダ工場ではどのような方が勤務していましたか

本田技研浜松工場で働いていた他の人には、自分と同じ高卒の方もいれば、20代後半から40代手前までの幅広い年齢の方が働いていた記憶があります。

また、基本的に採用される方は工業系の知識や学歴のある方が多く、未経験の方はあまりいませんでした。

本田技研からしても「少しでも工業関係の知識のある方に入社してほしい」という考えがあったのだろうと思います。

自分的には同世代から40代までの幅広い方と知り合えたことで、社会人とはどういうものなのかを勉強させて頂きました。本田技研での期間工経験があったからこそ、今の職場で活躍できていると思っています。

管理人

ホンダ工場で実際に勤務してみての率直な感想を教えてください

実際にホンダの期間工として働いた感想としては「思っていたよりはきつくなく、お金が稼げるな」という気持ちです。

何度も言いますが、やはり期間工ということもあり「仕事が安定している」訳ではありませんので「仕事が急になくなるのでは」という心配もありましたが、「働いて良かった」と思える環境でした。

また、色々な機械工程の中で車に関する幅広い知識を身に付けられたことも、今の職場でも当時の知識や経験を活かせられていると感じています。

「期間工はきつい」と言われていますが、長く働いた分お金がもらえますので、自分が仕事を行うモチベーションにも繋がり「きつい」という気持ちは感じなくなるでしょう。

実際に右も左も分からない高卒の私でも働けていましたので、安心してください。働いて決して損はない仕事です。

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この記事を書いた人

僕の工場派遣と期間工ブログの管理人
現場で働くみんなが少しでもお得になるように、日々情報を集めてメディアを更新している