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高卒で就職したら後悔する?後悔しない求人・仕事を紹介します

高卒で就職・求人探しをしたら後悔するといわれる理由

大学などに進学せずに就職・求人探しをして、あとから後悔しないか気になりますよね。

高卒で就職したことを後悔する人は、次の理由が多いようです。

  • 業界・業種の選択肢が絞られる
  • 大卒者との違いを感じる
  • 進学した友人との違いに驚く

後悔する理由をそれぞれ詳しくみていきましょう。

選択肢が絞られる

選択肢

高卒で就職して後悔する理由の1つ目は、選択肢が絞られることです。

高卒で求人探しをしても、大卒者でなければ応募できない職業は存在します。

高卒では就けない仕事とは、たとえば次のような職業です。

  • 医師・薬剤師
  • 教師・幼稚園教員
  • 大企業の総合職
  • 国家公務員総合職
  • 弁護士・検事・裁判官(高卒では現実的に難しい)  など

医師や薬剤師は国家資格が必要で、そもそも大学を卒業しなければ受験資格はありません

教師や幼稚園教員になるには教員免許状が必要で、教職課程のある専門学校や短大、大学を卒業しなければなりません。

大企業の総合職は募集要項に「大卒以上」と書かれていることも多く、高卒では応募すらできない場合も。

国家公務員総合職とはいわゆるキャリア官僚とよばれる職種で、大学を卒業していないと受験資格はありません

弁護士・検事・裁判官は司法試験に合格すればなれるため、高卒でも目指せないことはありません。ですが大学で学んだ人でも合格率は低いため、現実的には難しいでしょう。

大卒者との違いを感じる

同僚

後悔する理由の2つ目は、大卒者との待遇の違いを感じることです。

高卒者と大卒者では、初任給・ボーナスとも高卒者のほうが少ない場合が一般的で、生涯年収にも差が生まれます

高卒者の生涯賃金大卒者の生涯賃金
男性2億500万円2億6,190万円
女性1億4,960万円2億1,240万円

平均値ではありますが、学歴によって男性では5,690万円の差、女性では6,280万円もの差があります。

他にも出世スピードにも違いがあったり、任される仕事に違いがあったりなど、大卒者との違いを感じる場面は少なくありません。

社会では大卒者が優遇されることを理解しておきましょう。

進学した友人との違いに驚く

大学生

3つ目の高卒で後悔する理由は、進学した友人との違いを感じる点でしょう。

文部科学省の調査によると、令和4年度に高校を卒業した人の進学率は84.0%です。

就職しなかった人もいるでしょうから、高卒で就職した人は16.0%未満ということになります。

大半の人が進学する中、時間にゆとりがあり学生生活を満喫している友人の姿を見ると、就職した自分との違いにショックを受けるかもしれません。

高卒でも後悔しない就職先・求人を紹介します

続いては高卒で就職しても後悔の少ない求人・仕事を紹介します。

  • 製造業
  • 営業職
  • アパレル業
  • 飲食業界
  • 公務員

それぞれ詳しくみていきましょう。

高卒でも勝ち組になれる就職先も調査しています。後悔しない職業先と合わせてチェックし、ご自身に合った仕事を探してくださいね。

製造業

まずご紹介するのは製造業自動車メーカーや電子機器メーカー、食品メーカーの工場などで働く仕事です。

高卒から未経験で働け、勤務先によっては深夜手当・資格手当などが上乗せされたり、製造業は同世代よりも高い給料を受け取れる可能性が高いでしょう。

同年代の人より早く働き始める高卒者は、経験を積む期間が長くなります。経験やスキルが重要な製造業では、実力をつければ昇格も望めます。企業によっては、高卒者が工場長になることもありますよ。

また、寮に無料や格安で入れる・水道光熱費が無料の場合がある・食事が無料や格安で食べられるなど、福利厚生が充実している企業も。生活費にお金を使わなくてよいため、貯蓄をしたい人にとっては後悔のない職場でしょう。

入社するだけで入社祝い金を受け取れる求人もありますので、応募する際は条件をしっかり見比べることをおすすめします。

入社祝い金についてまとめました。気になる方はチェックしてみてくださいね。

営業職

職場

営業職は基本給+出来高制(インセンティブ)の給与体系であることが多く、実力があれば高卒・大卒関係なく収入を得られる仕事です。

営業と言っても、新規営業・ルート営業・飛び込み営業・電話営業など、手段はさまざま。

自分に合った営業スタイルをイメージしてから仕事を選ぶことで、辛い・やめたいなど後悔することも減るでしょう。

また営業職は成果を出せば稼げることが多いため、結果を残せるなら少なくとも給与面で後悔する可能性は低いはずです。

アパレル業

アパレル業

アパレル業界ではアルバイトから正社員になることも珍しくありませんが、販売経験や知識がない未経験でも就職は可能です。

また学歴不問である場合が多く、高卒者も多数働いているところも特徴です。

最初は販売員から始めて経験を積んでいくことが多いでしょう。販売員として優秀な成績を残せば、学歴や年次にかかわらずキャリアアップでき、店長やバイヤー、広報などのポジションも狙えます。

「服やバッグの販売員になりたい」「いつかバイヤーになりたい」など夢を持っている人にとっては、後悔のない業界です。

アパレルのように実力主義の業界では、周りより早く経験を積める高卒は有利とも考えられるでしょう。

飲食業界

飲食業

飲食業界も、アルバイトから正社員になる人が多い業界です。

店長やマネージャーを目指す人や、将来的に自分のお店を持つことを目標にしている人も少なくありません。目標を持っている人には後悔が少ない業種でしょう。

長時間労働や安月給などブラックなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、全国展開している大手企業のマネージャーになれば、高い年収を得られることでしょう。

大手企業なら福利厚生が充実しているところも魅力です。

公務員

公務員

公務員は大卒者でも狭き門ですが、公務員試験には高卒者を対象とした枠があります。

安定した雇用や福利厚生、社会的地位を得られる職業として人気がある公務員のため、待遇面で後悔することは少ないでしょう。

ですが、給与面に関しては同じ公務員でも高卒者・大卒者で違いがあります。

区分初任給(2023年4月)
地方公務員一般職(大卒程度)特別区職員Ⅲ類225,800円
地方公務員一般職(高卒程度)特別区職員Ⅲ類182,500円

高卒・大卒で初任給に43,300円の違いがあります。初任給だけでなく、生涯年収や退職金、出世のスピードにも差が生まれる可能性があります。

給与や出世よりも安定した仕事に就くことを最優先に考える人にとっては、公務員は後悔のない職業と言えるでしょう。

高卒からの後悔しない求人探しは目標をもつことが大切

高卒で就職を考える場合、しっかり自分の目標を定めることが重要です。

周りが就職するから自分も就職しようかな」「勉強したくないから就職しよう」という考え方では、あとあと後悔する可能性も。

自分がどんな仕事をしたいか、どうなっていきたいかを考えて、求人をチェックしましょう。

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この記事を書いた人

僕の工場派遣と期間工ブログの管理人
現場で働くみんなが少しでもお得になるように、日々情報を集めてメディアを更新している