新しく何かを始めることは難しいです。
車でもそうですが、エンジンをかける初動が最も力を要します。
エアコンや冷蔵庫などの家電も、電源を入れた時が最も電力を要します。
これは人も同じです。
今まで経験したことのない、新しいことに取り組むのはとても大きな力が必要になります。
とても大変な作業ですし、時間も大幅に消費してしまうことも多いです。
しかし、生きていくうえでよりよい生活を目指すために、新しい何かに取り組むことはどうしても避けられないもの。
本記事では、そんな新しい何かに取り組むために最も手っ取り早い方法を書いていきます。

新しく何かを始める前には、まずは何かを"辞める"ことから始める
結論となりますが、今継続してしまっている何かを"辞める"ことが最も手っ取り早い方法となります。
人が使える時間は、平等に24時間です。
毎日を生きているということは24時間を既に何らかの作業で"消費しきっている状況"と等しいので、まずはここにスペースを作ってあげる必要があります。
イメージしては、コップがわかりやすいです。
コップの容量が時間で、そこに注ぐ水が作業だと考えてください。
コップの容量には限りがありますので、水を注ぎすぎると溢れてしまいます。
まさに、新しく始めれない人はこの状況に陥ってしまっています。
"作業が溢れてしまっている"のです。

ではどうすればいいのか。
今コップに入っている水を流してやればいいのです。
まずはテレビを"捨てる"
コップの水を流すためには、今継続してしまっている何かしらの習慣をやめてあげる必要があります。
やめる習慣のおすすめはテレビです。
テレビは娯楽としてはとてもすばらしいものですが、大量の時間を消費させられてしまいます。
なぜなら、テレビは"受動的"な娯楽だからです。
インターネットやゲームは、"能動的"な娯楽なので、どこかで疲れがきて作業が中断されます。
しかし、テレビは映像を"見させられる"受動的な娯楽なので、頭の中をからっぽにしていても作業を継続できてしまいます。
怠けていても楽しめてしまうわけです。
ですので、新しく何かを始める前にまずはテレビを捨ててしまいましょう。
1日1時間しか見ない、などルールを設けるのはあまり効果的では有りません。
人は想像以上に誘惑に弱い人間だからです。
我慢なんてできるわけがないので、強制的にできない状況に自分を追い込みましょう。
ゲームをしてしまうのであれば、ゲームを捨てる。
アプリをしてしまうのであれば、アプリをアンインストールする。
オナ禁したいのであればカーテンを外してしまう。
そうして何もすることが無い時間が生まれると、人はそこを埋めようと新しく動き始めます。
そうして新しい習慣は生まれていくのです。