僕は偏差値50前後の地方大学出身です。
中学校の周りは田んぼしかなく、
高校は山の中にあったので登下校の度に登山をする必要がありました。
そんなのどかな田舎で育った僕ですが、現在はMARCHや早稲田、慶応出身の方々が大半を占める企業で一生懸命働いています。
また、現在働いている企業以外にも3社ほど内定を獲得していました。
いずれもグループ選考では高学歴な学生ばかりがそろっていましたが、それでも選考を突破できたのは僕だったわけです。
なぜ、そんな田舎者の僕が内定を量産することができたのか。
今回は、その秘密について書いていきます。
目次
内定を量産するためのイメージ
内定を量産するまでのイメージとしては、サイコロをイメージしてください。
面が1から100くらいまであるサイコロです。
「内定」の目が出れば内定を獲得できるとしましょう。
このサイコロを振って、「内定」の目を出すためにはどうすればいいでしょうか。
様々な考え方があると思いますが、最も手っ取り早いのは
「内定」の面が出るまでサイコロを投げまくることです。
1個しかサイコロを投げることができない場合は「内定」の面を出すのは難しいです。
なので、いっぱい投げて「内定」の面が出るのを期待します。
こんくらい投げれば一個くらい内定が出ます。
出なかったら、もっと投げます。
出るまで投げます。
就活で言うとサイコロを投げる行為は履歴書を送る行為に該当しますので、
内定が出るまでひたすら面接を受け続ければいいわけですね。
今回のサイコロは面を100と仮定したので、確立で言えば100回履歴書を送れば1社の内定を獲得できる可能性があります。
なんだそれ、という風に感じるかもしれませんが、正直これが一番手っ取り早いです。
1社に落ちた、またもう1社に落ちたとイチイチ一喜一憂しているのはとても効率が悪いので、運が悪かったからもう1回サイコロを投げようと切り替えたほうがよっぽど効率的です。
行動力に自信がある方はとりあえず何も考えず100社程度に履歴書を送ってみることをお勧めします。
また、履歴書はワードやエクセルで作成したものを使いまわせばOKです。
稀に手書き以外の履歴書は受け付けないという古い体質の企業もありますが、その場合はそこの企業だけ手書きで作成するといいでしょう。
ただ、そういった古い体質の企業は実際に働いてみても融通の利かないことが多いので、僕だったら履歴書を送りません。
数ある企業のひとつに過ぎませんので、こちらからお断りします。
僕たちも企業を"選考する"立場であるという感覚を持つといいでしょう。
履歴書を送る枚数を減らして内定を得る方法
上記の理屈で言えば内定を4社獲得した僕は400枚の履歴書を送っていることになりますが、もちろんそんなに履歴書は送っていません。
正確な枚数ははっきりと覚えていませんが、おそらく10枚程度だったと思います。
運がよかったというのももちろんあると思いますが、僕はそれ以上にその"運"をあげるための努力をしました。
先ほどのサイコロの例で言えば、サイコロの内定の面を増やす努力を行ったのです。
面が100個もあるサイコロであれば「内定」の面を出すことは難しいと思いますが、もしその面全てが「内定」の面であればどうでしょうか。
つまり、こういうことです。
これなら内定獲るのちょろくないっすか。
まあ、ここまで極端に増やすことは難しいですが、1個や2個面を増やすのであればちょっと頑張れば容易いです。
「内定」の面を増やす具体的な方法
「内定」の面は、下記のようなことをすることで増やすことが可能です。
1.外見を整える(髪をセットする、少し高いスーツを着る)
2.コミュ力を高める(明るくはきはき話す、いっぱい笑う)
3.コネを使う
4.ポートフォリオを持ち込む
この中で、僕は1と4を特に意識しました。
1に関しては賛否両論あるかと思いますが、結局みんなと似たようなリクルートスーツ着たって目立つことはできないわけです。
綺麗な学歴をもった勝ち組であればともかく、僕は牧場のあるのどかな田舎の学校に通っていたので、お利口にしてたって面接官の方々は見向きもしてくれません。
なので、街で目を惹くおしゃれなサラリーマンを参考にしたスーツを着てました。
ストライプのスーツに、バーバリーの赤黒いネクタイを締めました。
髪もワックスとスプレーでばりばり固めてました。
これがどこまで影響していたのかを正確に判断することが難しいのが残念ですが、実際内定をいくつか獲得できているのでマイナスにはなっていなかったんだと思います。
そして、特に重要だと感じるのが4のポートフォリオを持ち込むです。
ポートフォリオとは
そもそもポートフォリオとは何ぞや、と思う方もいらっしゃると思うので、ウィキペディアから引用しますと
自分の能力を周囲に伝えるための自己作品集のこと(作品を平カバンに詰めておくことから)。特に、美術系の文脈で使われることが多い。画家のポートフォリオ、写真家のポートフォリオ、ウェブデザイナーのポートフォリオ、会社のポートフォリオ、等々。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%82%AAより引用
つまり、自分の実力をPRできる武器を持っていこうということです。
例えば、デザイン系の会社を受けるのであれば自分が実際に書いた絵を持っていけばそれを渡すだけで自分の実力をアピールできますよね。
面接の場ってどうしても緊張してしまうので、普段の自分の力を100%発揮することは難しいです。
なので、面接が始まる前からしっかりと準備をすることで発揮できていない分の自分の魅力を補ってあげる必要があります。
特に僕は内気で人見知りな子なので、万全に準備をしてから面接に臨んでいました。
RPGでダンジョンに裸装備で行くことがないのと同じように、面接もしっかりと武装して行きましょう。
ポートフォリオにできるものがない場合
ポートフォリオにできるものがない場合は、作ってしまうのがおすすめです。
例えば、営業職の会社を受ける場合は、僕であれば「営業経験」をポートフォリオとしてもって行きます。
というか、もって行きました。
1ヵ月後に面接があったので、それまでに何回かバイトで営業をしてみたのです。
営業のバイトは、普通のアルバイトサイトから応募することができます。
僕の場合はドコモショップの店員として、ドコモ光やタブレットの販売促進スタッフをしていました。
ドコモ光の販売促進のバイトを見てみる場合はこちらのリンクをクリック。
このように営業経験を培い、履歴書の経歴に記入することで他の応募者との差別化を図ることができます。
また、営業職は離職率が高いことが多く、実際に営業をしてみても前向きに取り組むことができたと伝えることができればかなりの好印象を残すことができます。
営業経験について話す際は、働いた会社から課せられた目標と実際に契約を獲得できた数を話すことがお勧めです。
僕が働いた営業会社では1日ドコモ光2件の獲得が目標だったのですが、
僕は1日ドコモ光2件と、タブレット2件の契約を獲得できていました。
もちろん働いた初日は契約を1件も獲得することができなかったのですが、アプローチの仕方を変えたり、実際にタブレットを操作しながら魅力を伝えることで契約件数を伸ばすことに成功したのです。
企業は、この目標を達成するまでの過程を何よりも評価してくれます。
もしアルバイトで目標を達成することができなかったとしても、どのような工夫をして目標達成を目指していたかを話せば好印象を残すことができます。
手っ取り早く「内定」の面を増やす裏技
手っ取り早く「内定」の面を増やしたい場合は、就職エージェントの活用がお勧めです。
就職エージェントは、「こういう会社に入りたい」という要望を伝えればそれに沿った企業を紹介してくれる便利屋さんです。
入りたい企業を探すのは結構時間がかかって面倒くさいので、この人たちに外注化してしまうのがお勧めです。
もし気に入らない企業を紹介してくるのであれば断ればいいですし、内定が決まったとしてもお金は一切かかりませんのでとりあえず登録しておくといいでしょう。
また、面接中に失敗してしまったことがあれば、そのことをエージェントに伝えればアフターフォローもしてくれるので、より内定の獲得率を上げることが可能です。
就職エージェント経由での応募の場合は書類選考もありませんので、履歴書を作成する必要もありません。
僕は2,3社の就職エージェントに登録して就活を進めていました。
僕が活用していた就職エージェントをチェックする場合はこちらのリンクからどうぞ。